Anniversary BOX-【初回生産限定盤】
2017-10-25
RZZ1-86404/B~F ¥21,600(税込)
※初回生産限定盤
※May J. Family Official Shop & mu-moショップ、ライヴ会場限定商品
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
GMOクリック証券「競泳日本代表応援」CMソング / 菊池建設CMソング
アニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」オープニングソング
PS3「GOD EATER 2 RAGE BURST」エンディングテーマ曲
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
NHKワールドTV「J-MELO」平成28年度オープニングテーマ
※新曲(L.A.レコーディング)/ 初収録
ニンテンドー3DSソフト「ディズニー マジックキャッスル2」テーマソング
アパマンショップCMソング / 初収録
2017年3月リリースのデュエットアルバム「Best of Duets」より
GIRA MUNDO x マシコタツロウ ※新曲 / 初収録
作詞・作曲・サウンドプロデュース:アンジェラ・アキ
NHK復興支援ソング / 初収録
[MUSIC VIDEO]
[Studio Session]
[MUSIC VIDEO]
[MUSIC VIDEO]
[MUSIC VIDEO]
[MUSIC VIDEO]
[真野恵里菜主演 ドラマVer]
[Studio Sessinon]
<写真集「Futuristic PHOTOBOOK」全40P>ハードカバー
■Los Angeles Sessions
LAでのフォトセッション、レコーディング風景、オフショットなど最新フォト
■May J. Tour 2017 ~ME, MYSELF & OUR MUSIC~“Futuristic” at Hitomi memorial Hall 2017.7.30
2017年に行われたライヴツアー「May J. Tour 2017 ~ME, MYSELF & OUR MUSIC~“Futuristic” @人見記念講堂 2017.7.30」ライヴ風景
■MJF PHOTOBOOK Vol.1~4 ARCHIVE
「MJF PHOTOBOOK」Vol.1~4未公開写真
<11月12日(日)イベント招待状付き>
■Futuristic -10th Anniversary BOX-
http://shop.mu-mo.net/mitem/RZZ1-86404T
<特典「複製サイン入りアナザージャケット」付き>
■Futuristic -10th Anniversary BOX-
http://shop.mu-mo.net/mitem/RZZ1-86404D
「歌うだけでは足りない」
May J.『Futuristic』Official Interview
インタビュー・文:若松正子
11年目の次の一歩=ニューアルバムの制作に入るとき、彼女の口から最初に出たのが冒頭の言葉だった。
「前作から3年もたってしまっているので、アルバムに収録していないシングル曲もたくさんあったんですが、それを並べるだけの作品でいいのかなと。ファンの人も“今”の私がやりたいことを求めているだろうし、私自身も新しい“何か”を出していかないといけないと感じていました。そのためにはまず、新曲のレコーディングをしたいってところから話がスタートしまして。その流れの中で自然に『歌うだけでなく曲も作りたい』って気持ちが湧いてきたんです」
アルバム「Futuristic」の最大のトピックは新録曲すべての作詞作曲を自身で手がけ、今、表現したい音楽を形にしたこと。以前、彼女は「できるだけ歌うことだけに専念したい」と言っていたが、ここ数年の活動の中で少しずつ“創作の芽”が育まれていたのだ。
「歌い手に徹したいと思っていた頃は表現の幅を広げるためにいろいろ吸収していた時期で、インプットしたものを消化しきれていなかったんです。でも、これもやりたい、あれもやりたいってものがどんどん溜まって自分自身がビルドアップされていくと、今度はそれをアウトプットしたいって欲求が高まってきた。自分の好きなビート感やテンポ感、メロディを追求することで、より理想に近い作品を作れるんじゃないかなと思ったんです」 作詞は経験ずみだが、作曲に関しては頭の中の音楽をより具体的に表現する試みは初めて。そんなMay J.のため、約8年前から彼女のツアーのバンマスを努めているギタリスト・Sho Kamijoが曲作りのパートナーとして迎えられた。
「May J.を一番理解しているのはShoくんだし、音楽性も目指しているものも自分と近いので一緒にやればいいものができる確信がありました。ただ、2人の時間を合わせるのが大変で、それぞれ仕事が終わったあと、事務所の会議室にキーボードとかマイクとか機材を持ち込んで作業したんです。まさに“宅録”状態(笑)。でも、それも新鮮で、例えばShoくんが『こんなコードどう?』ってキーボードを弾いたら、私が『もっと暗い感じがいい』って思いついたメロディを歌って、それをまた調整していくみたいな。手探りではあるけど、お互いが何を求めているのか感覚でわかっているから“求める音”が次から次へと湧いてくるんですよ」
「あと何よりもShoくんはライブをずっと一緒にやっているから、May J.のステージにどんな曲が必要か私以上にわかっているんです。私がメロディを考えると、どうしても癖になっているラインが出てしまうんだけど、それを見抜いて赤ペン先生みたいに直してくれたりもして(笑)。そうやってベタだなって感じるメロディを全部、排除していくと『もっと探ろう、もっと探ろう』って感性がどんどん研ぎすまされて、よりオリジナリティを追求したくなる。で、いいメロディができると「これ最高だね!」ってテンションが上がっちゃう瞬間が何度もあって、あの達成感は初めて味わった感覚かもしれない」
作詞も曲を作った段階から同時にイメージを膨らませ、飾らず、作らず、「今」の自分の想いや体験をリアルに言葉に落とし込むことに徹底してこだわった。
「『HERO』は今回作った中で一番、私好みのちょっと暗いマイナー調の曲。そのせいか歌詞も世界的にテロが続いていた時期にイメージが浮かびまして。無力な私達ができることは何だろうって考えたとき、私はまずはそばにいる人を愛することじゃないかなと日頃から思っていたので、その愛の力がそれぞれの心の中にヒーローを生み出すってことを言いたかったんです」
「バラードナンバーの『My Star 〜メッセージ〜』は亡くなった私の恩師がテーマになっていて実はすごく私的な曲。そこからテーマを“愛していた人”ってところまで広げて、私と先生の思い出をキーワードに入れつつ、誰もが共感できるような普遍的な歌詞に仕上げたかったんです」
「『Smile At Me』も私的な内容で、ダメンズに失恋した私の女友達のことを書いた曲。しかもその友達はいいコすぎて相手に文句を言えない性格なので『私が代わりに言ってやる!』って代弁する気持ちで、ピリッとした本音を歌っちゃいました(笑)。さらに振り切ったのはダンスナンバーの『Shake It Off』。これは何もかも忘れて踊っちゃおうって内容で最後の方は高音で歌い上げるから、レコーディングのときはかなりうるさかったんじゃないかな(笑)」
「『SIDE BY SIDE』と『Break Free』はどちらもファンの手紙からインスピレーションを得た曲。ファンレターの中には誰にも言えないような切実な悩みを打ち明けてくれるものも多いんですが、1人1人に直接、答えてあげられないことがもどかしかったんですね。だから、この2曲で“ちゃんと読んでいるよ”“あなたのことを考えているよ”って返事をしたかった。同時に私自身、自分のアイディンティティについては試行錯誤してきたので、その葛藤を正直に伝えたいなと。そういう意味ではファンの手紙は私自身の心を映してくれる鏡。みんなの想いが糧になり、歌詞として表現できたと実感しています」
感性のまま音を作り出す作曲と違い、「想い」を具体的に表現する作詞はMay J.にとって「言いたいことが思うように伝えられない」苦手意識のあるジャンルだった。でも、テクニックにこだわらずひたすらイメージや感情にフォーカスを当てたとき、体温のこもった言葉が溢れてきた。自分をさらけ出すことで、内に眠っていた原泉を探り当てたのだ。
レコーディングとPV撮影も従来のルーティンを変えるため、あえてアウェイの海外=LAを選択。初めてのスタジオ、初対面のミュージシャン(しかもグラミー賞を何度も受賞しているキーボードプレイヤーをはじめ、超有名どころが集結)と、“初めてづくし”の環境でMay J.自身がどこまでMay J.を越えられるか。これもまた未知の領域へのチャレンジだった。
「LAを選んだのは外国のミュージシャンならではの音やノリを入れたいっていうのもあったけど、何より自分自身の変化を求めていたから。日本だと私もスタッフもわかり合っているぶん、予想外のミラクルも起こりにくい。でもLAだと「どう録るか?」って発想の段階から白紙だし。ミュージシャンやエンジニアへの指示も自分で一から出さないといけないので、自由なぶん、自主性と責任感を求められるんですよ。だから不安はありましたけど期待感もとても大きくて、毎日『今日は何が起こるんだろう?』ってワクワクしていました。実際、昼間に着くはずのミュージシャンが飛行機の都合で夜まで来ないとか、アクシデントもあって毎日がいろんな意味でドキドキ(笑)。でも海外にいると私は引いたら潰されるって意識があるせいなのか、スイッチが入って勝手メンタルが変ってしまう。急に大胆になったり主張が強くなっていい意味で解放されるんです。それも海外でレコーディングをした目的のひとつで、日本で溜めていたエネルギーをここで一気に爆発させたかったんですよね」
作詞同様、歌入れもテクニックにこだわらないことが大きなテーマ。そこはシンガーとしてつねにパーフェクトを目指してきたMay J.にとって最大の課題になっていた。
「私はどうしてもキレイに歌おうとしてしまう癖があるんですけど、今回は完璧を目指すのではなく感情のままに崩す作業に挑戦したかった。というのも崩すことで自分の声がどんな風に変わるのか、以前から探ってみたいと思っていて、そのきっかけになったのは小室哲哉さんとつんく♂さんに書いてもらった『Have Dreams!』なんです。これは畳み掛けるように言葉を重ねていく歌詞がすごく難しかった曲なんですが、それまでの『これがMay J.の歌声』みたいな、世の中に向かって歌うパブリックな歌い方ではなく、目の前の誰かに歌っているようなプライベートな歌い方にする方がいいと言われまして。レコーディングのときはつんく♂さんに相当、追い込まれたんですよ(笑)。でも、例えばライブのMCとかも、お客さん全員に向かってしゃべろうとすると何を言いたいのかわからなくなってしまうけど、誰か1人に話しかけるつもりで話すと、むしろみんなに伝わるし共感される場面も多くて。そこは歌も同じだなって気づかせてくれたのが『Have Dreams!』で、LAのレコーディングでは、その“伝わる距離感”ってところを納得がいくまで追求したかったんです」
「そのために今回は無理に声を張らないで小声でもパワフルに聴こえるようにマイクとの距離感を研究したり、曲によっては語りかけるようにトーンを落としたり、できるだけ変な力を入れずナチュラルな状態で曲と向き合うよう意識しました。最後に歌った曲なんかはちょっと声が枯れていていつもなら絶対歌い直すんだけど、むしろしゃがれている感じがいいってことでそのままにしたんですよ。でも、そうやって“崩す”ことができたのはやっぱり自作曲ってところが大きかったと思います。曲の世界観もストーリーも完全に自分の中に入っているから景色が浮かびやすいし、自分から出てきた音であり言葉だから演じなくていい。自然に肩の力が抜けて、素のまま曲と向き合えました」
肩の力を抜いてリラックスできたのは『My Star 〜メッセージ〜』と『SIDE BY SIDE』のPV撮影も同じ。LAの街中や砂漠で撮った映像は作品全体のテイストもひとつひとつの表情も、驚くほど飾らず、ラフに仕上がっている。 「PVの衣装は全部、私服でメイク直しもナシ。表情もできるだけ自然のままでいるよう心掛けました。ただ、最初の頃はカメラマンさんから『営業スマイルはいらない』って言われたりもして。自分でも知らないうちに“こう笑えばいいだろう”って型にはまった笑顔に慣れてしまっているんだなって気づかされました。ちなみにそのカメラマンさんは女性で初対面だったんですけど、私と会った瞬間“この子は崩すのが難しそうだな”って思ったんですって。でも、スタジオにプールがあって、私がふざけて彼女を押す振りをしたとき「あ、こういうことをしてくれる子なら大丈夫」って安心したらしい。それを聞いて私ってそんな風に人に見られているんだって、ちょっと面白かったです(笑)」
レコーディングから撮影まで、すべてを終えたとき、これまでの殻を破りその奥にある新たなMay J.を引き出すこと、そして、それを作品に落とし込んだ確かな手応えを感じたとのこと。
「こういうものを作りたいっていう理想の作品に仕上がった満足感を感じています。でも、それができたのは自分のやりたかったものをリアルタイムで作れたからで、旬なものを旬のまま出せるのはすごく気持ちがいいし、何より自分自身に無理がない。その“鮮度”こそ、自作曲を作って歌うっていう今プロジェクトの到達点だった気がします」
「だから、今回のアルバムはこの3年間、私に何があったのかっていう記録のような作品、つまりコンピレーションだと捉えていて。自作曲も含めてスペシャルトラックまで入れると全部で16曲収録されていますけど、どの曲が欠けても今の自分に辿り着いていないし、今の自分もまた、今後のMay J.を作っていく記録のひとつになっていくんだろうなと…。タイトルの『Futuristic』(=未来的な)にもそんな想いがこもっていて、このアルバムは“Future”(未来)を歌っているのではなく、未来に向かって今、私は歩いていますってことを伝えたかったんです」
そう語るMay J.の目は力強く輝き、視線はすでに1歩も2歩も先へと進んでいるように見える。“今”の彼女はどんな未来像を描いているのだろう? 「自作曲の6曲とLAセッションは、新たな音楽との向き合い方を教えてくれた本当に貴重な経験で、自分から湧き出てくるものをしっかりと形にしたいという欲求がさらに深くなりました。そのおかげで表現者、シンガーとして、むしろ選択肢が増えてMay J.の世界観が広がった。自作・他作問わず、オリジナル・カバー問わず、自分が発信するものはすべて“私の歌”だという思いが強くなったし、これからはいろんなジャンルの作品で、より一層私らしさを追求していける、そんな確信も持っています。そう考えると『Futuristic』はMay J.の可能性の片鱗を掴んだ、ホップステップジャンプでいうとホップの段階。未来に向けて大きな一歩を踏み出したアルバムだと思っています」
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SIDE BY SIDE
この曲の歌詞のインスピレーションはみんなからのファンレターでした。
いつもファンの皆さんからの手紙やメッセージはもちろん全て目を通していて、自分の知らない所でもこうやって音楽を通して寄り添うことができてるんだなと思うと改めて感動します。
ステージでみんなと一緒に過ごしている時間だけでなく、会っていない時でもお互いの存在や大切さを感じ合える、そんなメッセージを込めた曲を作りたいなと思いツアーを回りながら制作しました。
爽やかで明るい雰囲気だけど、どこか切なさを感じるような曲をイメージして、デビュー直後からずっとバンドマスターでギターを弾いてくれている上條 頌(Sho Kamijo)くんと1から一緒に作りました。
皆さんの存在は私の支えであり、歌い続けていく原動力です。今回アルバムの一曲目にしたのは、まず最初にファンの皆さんへの感謝の気持ちを伝えたかったからです。
これからはこの曲をライブの最後に歌いたいと思っていて、イントロや間奏の「 lalalala~」という所をみんなで一緒に合唱できたら嬉しいです!
ミュージックビデオも撮影をしました! この写真を撮ったダウンタウンの道や、ランカスターという町の誰もいない砂漠の中をひたすら歩いているシーンが出て来ます。
カラッとした天気で、風も気持ちよくて、リラックスしている雰囲気で歌っているので是非楽しみにしていてね!
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Glory Wave
2016年8月にリリースした9枚目のシングル「Have Dreams!」のカップリング曲。
今年のツアーの1曲目に歌っていたので、この曲のイントロで胸が高鳴るのは私だけじゃないはず(笑)
その流れでアルバムの1曲目にという考えや意見もありましたが、今回はみんなへの感謝の曲で始めたかったので、勢いが必要な2曲目に選びました。
作曲は何度もご一緒させて頂いている大島こうすけさん。
毎日のようにスタジオで会っていた時期もあるので、親戚のおじさんみたいに近い存在ですが、仕事の時は厳しくそして優しく色々なアドバイスをくれるプロデューサーさんです。
最初に聞いた感じではメロディーはそんなに難しくなさそうでしたが、実際歌ってみると大違い!サビに早口のフレーズがあって、テンポを崩さず歌うのがとても大変でした。
「Glory Wave」は「勝利の波」という意味。 新しい挑戦に向けて、挫けそうになる時もあると思います。 でも周りには必ず一緒に頑張っている仲間がいて、そんな仲間と一緒に大きな壁も乗り越え、勝利の波に乗っていけるように、そんな気持ちを込めて歌わせていただきました。
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ふたりのまほう
2015年2月リリースの7枚目のシングル「ReBirth」に収録している、アニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』のオープニング曲。
この曲を作る前、光栄なことに監督の富野さんに実際お会いして、想像するイメージをお聴きすることができました。
この作品のテーマである普遍的な愛、そして特に印象的だったのは「大人たちがしてしまった間違いを繰り返して欲しくない」という若者たちへのメッセージでした。
それはこの曲の2番の歌詞に反映されています。
「片方の耳を塞いで
片方の目を閉じて
未来を語る
そんな大人に
なりたくないし ならない
ふたり約束した」
この歌詞に込められた想いを、私を通してしっかり伝えていけるように、大切に歌わせていただいています。
このガンダムプラモデルみんな覚えてるかなぁ?
May J.オリジナルガンダムプラモデルだよ
シングル「ReBirth」の特典で抽選で当たるともらえたんだけど、持ってる人はどれくらいいるんだらろう!?
ピンク色がレアで可愛いでしょ~♡
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Faith
この曲は2015年2月リリースの7枚目のシングル「ReBirth」に収録。ゲーム『GOD EATER 2 RAGE BURST』のエンディングテーマとして作った曲で、私が英語で作詞をしました。
Faithは「信念」という意味。
私も自分が思うような結果が出せなくて自信を無くすことが何度もありましたが、その時にぶつかった壁は乗り越えるためにあるものだと信じて、諦めずにひたすら前に進み続けてきたからこそ今があると思っています。
何度でもトライしていく強い信念は誰にも壊せないという、私がデビューの時から貫いてきた「Faith」を力強く歌っています。
デビュー10周年に開催した初のリクエストライブではリクエストランキング1位に輝きました。自分自身で作詞をした曲をみんなに選んでもらって本当に嬉しかったです。
この曲が少しでもみんなの背中を押してくれたらと思います!
これはGOD EATERのイベントでゲームに出てくるキャラクターになりきってる様子(笑)
巨大な武器でメイクさんをやっつてけてます!!
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My Star ~メッセージ~
ギター上條 頌(Sho Kamijo)くんと作曲したLAレコーディングの一曲。
実はこの曲の制作時にとても悲しい連絡がありました。
高校生の時から私の夢を応援してくれていた恩師がこの曲を初めてプリプロする日に亡くなってしまいました。
この曲を制作しながらできてくる切ないメロディを聴いていると、自然に彼との思い出が浮かび、涙が溢れてきたので、その恩師へ捧げる歌にしたいと思いました。
ただそれだけではなく、私自身過去に失ってきた大切な人にもう一度会いたいという想いを具体的な歌詞にしていきました。
アルバムの中では特に思い入れが強く、一番エモーショナルな曲になっていると思います。
このミュージックビデオはLAのランカスターという砂漠の多い街で撮影しました。
約1時間半という短い時間でしたが、夕景のとても切なくなる風景の中、夕日をバックに歌っていると自然と涙が込み上げて来ました。
撮影には限界の明るさになってきた頃、予想もしていなかったとても大きな月が昇ってきて、撮影の短い時間の中で奇跡が起きている気がして特別な気持ちになりました。
とても素敵な仕上がりになっているので是非、MVもご覧ください。
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Break Free
この曲のインスピレーションは私と同じハーフの方からの手紙でした。
人と違うことにコンプレックスを持ち、周りに合わせるように生きてきたけど、ハーフという部分が個性であることに気づいてから、本当の自分を受け入れるようになったという彼女の話に共感したのがきっかけでした。
私も日本で育ちながらもインターナショナルな家庭で育ったので、周りとのギャップを感じて寂しい思いをすることもありました。
でも大人になってからそのバックグラウンドを自分の音楽で活かすことができ、人と違うということは恥じることではなく、誇るべき大切な個性なんだと気付きました。
「いつか変わる「正解」は 気にしないでいい 自分らしさ閉じ込めないで」
どんな時も、当たり前だと決めつけてはいけない、そして人と違う自分の個性を大切にして欲しいという想いを込めて歌いました。
Break Freeは「解放される」という意味。
この曲をレコーディングしたLAは色んな人種が集まっていて、私にとって自分を解放する、開放的になれる特別な場所です。 そのLAでインターナショナルなバンドメンバーと作り上げたBreak Freeを感じて頂けたらと思います。
左からギターのShoくん、ドラムのChris Coleman、ベースのAlex Al、ボーカルディレクションをしてくれたMasaya Wada
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Shake It Off
今まで私の楽曲にないようなバンドサウンドでダンサブルな曲を目指しました。
イントロからファンキーなベース音が耳に残るようなアレンジで、演奏してくれたアレックス・アルはマイケル・ジャクソンの「This Is It」にも出演していたスーパーベーシスト。
今回彼のようなミュージシャンに参加してもらえて夢のようなセッションでした。
どこか肩の力を抜いた曲にしたくて、思いついた「Shake It Off」=気にしないで!というキーワードをそのままタイトルにしました。
私は仕事が立て込むと極端に引きこもってしまいます。
そんな時、少しでも外に出たり、誰かと話をするだけでリフレッシュできるので、たまには息抜きをすることも大事ですよね。
日々の仕事に追われ心の余裕もなくなり毎日同じことの繰り返し、だけどそろそろそんな生活から抜け出したい!という気持ちを歌詞にしました。
これはまさに、LAに一緒に行ったギターのShoくんやボーカルディレクションをしてくれたMasaya Wadaと「Shake it off!」してる瞬間!!
レコーディングが全て終了して、日本に帰る日に飛行機に乗るまで時間があったので急遽アナハイムのディズニーランドに行くことに!!
スペースマウンテン大好き♡♡♡
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Smile At Me
アコースティックギターをメインにしたミドルテンポで爽やかな曲。
優しく誰かを励ますように語りかけるメロディーだったので、その時期に失恋した友人に向けて作詞をしました。
どんな別れも辛いもの。
相手を信じたい気持ちも理解できるけど時間が経てばきっと気付ける。
本当のあなたを受け入れてくれる素敵な人が必ず待っているから、焦らずに前に進んでほしいという想いを伝えました。
ブリッジの最後ではずっと練習していたホイッスルボイスにもチャレンジしています。楽曲に入れるのは今回が初めてなので是非注目して聴いてみてください!
LAのレコーディングでピアノを弾いてくれたShaun Martin。
以前ライブを見にいった「Snarky Puppy」のメンバーとしても活躍している彼のプレイを間近でみることができました!
手も体格もビッグサイズなのに、ソフトタッチで軽やかなプレイは圧巻!休み時間には少しだけピアノのレッスンをしてもらっちゃった。
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Have Dreams!
小室哲哉さんが作曲、そしてつんく♂さんが作詞をしてくださった9枚目のシングル。
私が司会をさせていただいてる、NHK WORLDの音楽番組「J-MELO」のオープニングソングとして作りました。
レコーディングにはお二人とも来てくださり、歌のディレクションをしてくれました。
テーマが「夢」だったので、最初は大きな夢を想像しながらたくさんの方々に届けるように歌いましたが、つんく♂さんから想像している夢が大きすぎて歌がボヤけて聞こえてしまうという指摘を受けました。
もっと身近な夢を想像して、電話で大切な誰かに語りかけるように歌ってみてというアドバイスを頂きました。
そう意識して歌ってみると、歌っている自分でさえ印象が全く変わり、より近い距離で歌っているような感覚になりました。
お二人のおかげで新たな歌い方、表現方法を発見することができてとても感謝しています。
必ずしも大きな夢でなくても、どんなに小さくても、夢を持つことの大切さをこの曲を通じて皆さんに伝えられたらと思います。
私が幼い頃から第一線で活躍されてきたお二人に作って頂いたこの曲は、デビュー10周年の最高のプレゼントでした。
今年のツアーではピアノの弾き語りで披露しました
ピアノのKAZさんに譜面を作ってもらい、難しいコードが多くて苦戦しました...。
たっくさん練習して、ライブで上手くいった時は達成感を感じられてやっぱり嬉しかったなぁ!!もっと頑張ろう
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HERO
実は昔からマイナー調の暗い曲が大好きで、ベートーベンの「月光」を薄暗い部屋で弾くのがお気に入りでした。
今回、自分の好きなコードで自由にメロディーを作った結果この曲が生まれました。
制作している時期に特に海外のテロ事件や哀しいニュースが多く、耳にする度に心が痛くなりました。
そしてここ数年自分なりに感じていたことを歌詞にしました。
大きなことはすぐには変えられないかもしれない。
でもみんなそれぞれが身近な人に優しさを与えることで、幸せは広がっていくんじゃないか。
そして誰しも自分の中に世界を救うヒーローがいることに気づいてほしい、という想いを込めて作りました。
自分でピアノの弾き語りをしているイメージがあったので、ライブで弾き語りでも歌ってみたい曲です。
この曲に込めた私の思いが世界中に届きますように。
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Sparkle ー輝きを信じてー
ディズニーの3DSゲーム「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2」のテーマソング。
幼少の頃から大好きだったディズニーの夢の世界。
その煌びやかな世界観をイメージしながら作詞しました。
ウォルト・ディズニーの「If you can dream it, you can do it.」(夢を持ち続けていれば必ず叶う)という考え方が昔から大好きで、挫折しそうな時もその言葉に励まされてきました。
自分が想像できる夢があれば、それは叶えるためにある。
その夢を信じて前に進んでいくことの大切さ、をこの歌に込めました。
今回LAレコーディングの合間に、ウォルト・ディズニー・スタジオに行くことができました。憧れのウォルト・ディズニーさんのオフィスに入ることができ、彼の存在を一番近くで感じることができました。
その時の思い出と共に、これからも大切に歌い続けていきたいです。
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Shine (Japanese Ver.)
アパマンショップのCMソングでは英語バージョンが流れていましたが、このアルバム用に日本語バージョンを制作しました。
今年のツアーではこの曲のショートバージョンを披露しましたが、フルバージョンで聴けるのはこのアルバムが初めてになります。イントロのストリングスが壮大で、久々のEDMの楽曲だったのでとても楽しかったです。
もし明日世界が終わるとしたら?
日々そのように過ごして生きられたら、一瞬一瞬を大切にしていけるはず。
夢も後延ばしにしないで「今」始めよう。
伝えられなかった想い、大切な人への感謝、いつだって会えると思わずに大切な人に届けよう。
自分へのリマインダーの意味も込めてこの歌詞を書きました。
今年のツアーではダンサーと一緒に踊りながらこの曲を歌いました! ライブDVDに収録しているので是非チェックしてね!!
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Yeah! Yeah! Yeah! feat. 村上佳佑
村上くんとのこのデュエット曲は、実際ライブで歌っているような臨場感がある曲にしたかったので二人で一緒にレコーディングする「同時録音」に挑戦しました。
別々で録音するよりも気合いが入りモチベーションも上がるので、より良いパフォーマンスができます。ただ失敗ができないので、緊張感はあります。笑
この曲はうまくいかないことがあっても、落ち込んでいないで自信を持って前に進もう!という希望の歌です。
村上くんも私も「歌」という共通の夢や目標を持っているからこそ分かち合える痛みや喜びがあり、そんな二人だからこそ繋がりあえた想いを表現できた曲に仕上がったと思います。
今年のツアーでこの曲が始まった瞬間、観客の皆さんが立ち上がりすごく盛り上がったので、今後も歌うのがとっても楽しみです!
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the ONE
今年キューバへ旅行をした時、たまたまいたレストランの外でバンドの生演奏が始まり、その場にいたお客さん達が一斉に歌いながら踊っていたのを見て、こんな風にみんなで合唱して盛り上がるようなアップテンポの曲を作りたいと思いました。
その思いをSNSに投稿したら、次の日に昔から何曲も一緒に作っているプロデューサーのGIRA MUNDOさんから「こんな曲はどう?」という早いレスポンスを頂き、とても驚きました。
今回、自発的にアクションを起こしたことで、GIRA MUNDOさんの目にとまりこのような素敵な曲が生まれたので、自分の想いを発信する大切さを改めて感じました。
作詞、作曲を手掛けてくださったマシコタツロウさんは、以前カヴァーさせていただいた一青窈さんの「ハナミズキ」も作曲された方で、この縁でお会いすることができてとても嬉しかったです。
イントロ、間奏、アウトロには「ラララ」で歌うフレーズを考えたので、是非ライブで一緒に歌って盛り上がってほしいです!
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母と娘の10,000日 ~未来の扉~ duet with 八代亜紀
今年5月にリリースした10枚目のシングル。
母と娘が結婚を前にお互いへの想いを綴るウェディングソング。
作詞、作曲、編曲を含めサウンドプロデュースをしてくださったのは、アンジェラ・アキさん。アンジェラさんとはメールや電話でのやり取りをして、私がこの曲で母への感謝の気持ちを伝えたい事を話しました。
実は母がここ何年かで2度体調を崩し、一度も大きな病気をしたことのない元気いっぱいの母だったので、とてもショックでした。
それからは母の負担を減らしたり、もっと親孝行をしたいと思うようになりました。
それに気づいたのは私が27歳の頃、生まれて約10,000日のことでした。この曲のタイトルにはそんな私と母の出来事も込められています。
母の気持ちを歌ってくださったのは八代亜紀さん。4年程前、音楽番組で初めて八代さんにお会いした時に、緊張していた私を優しく包み込むように接してくださり「母親のような愛情」を感じました。
もし八代さんとデュエットソングを作れるなら、母と娘で一緒に歌えるような曲にしたいと思っていたので、今回それが実現できて本当に嬉しかったです。いつかぜひ3人揃ってライブでこの曲を披露したいです!
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花は咲く ~大好き♡東北Ver.~
この曲はNHK仙台放送局が、NHK東北各局とともに展開している、被災地の人たちに希望を届ける復興応援キャンペーン「大好き♡東北」のキャンペーンソング。
レコーディング前に作曲家の菅野よう子さんとお会いし、彼女が思う私の音楽性に合ったアレンジで作って頂けることになりました。
正統派なバラードを想像していたら、デビュー当時よく使っていたR&Bのような崩した歌い方をしてほしいというリクエストをいただきました。
かなり試行錯誤しながらでしたが、浮遊感のあるディープなアレンジの中で歌い、まるで宇宙を自由に泳いでいるような感覚になりました。
歌詞も一箇所変更され、サビの「私は何を残しただろう」が、「私は何を残すだろう」になりました。亡くなった方の目線で歌われている曲ですが、最後だけは生きている私たちに「今何ができるのだろう?」と問いかけるような歌詞になりました。
毎年、気仙沼で行われている復興を願ったクリスマスイルミネーションの点灯式や、東北でのライブでこの曲を歌わせて頂いていますが、被災者の方々の前でこの曲を歌う時はいつも身が引き締まります。
震災から時間が経っても、風化させてはいけないもの。自分も歳を重ね、歌うたびにこの歌詞の深さを感じ、それを噛み締めながら歌っています。
作曲家の菅野よう子さんとのツーショット。
気さくだし、おちゃめでとっても素敵な方!
また今度は私のオリジナル曲でお仕事できたらいいな♪
初めて一緒に作業し、うちで鍋をつついたあの日から10年。
パワフルな歌唱力で引っ張っていたあの時とはまた別次元の
細やかな言葉への気配りからくる映像感、そして更にドラマチックになった歌唱に正直ビックリしました。
アルバムを通してメイちゃん自身の表現力がさらに次のステップに向ってる事に凄くワクワクしました。
これからまだまだ進化を感じさせるなんてなんだか嬉しいです。
また是非、曲やりましょう!
-「the ONE」作曲、編曲]
ブラジルの音楽性をJ-popへ昇華させ700万DLの大ヒットとなったキマグレンの「Life」等、ブラジル音楽とクラブミュージックを核に生音から打ち込みまで幅広いサウンドメイクが可能。ラグジュアリーなミクスチャーポップスを得意とするアレンジャー/クリエイター/プロデューサー/ギタリスト