May J. 10th Anniversary Tour 2016
公演日 | 会場 | 開場 | 開演 | 料金 | お問い合わせ | チケット |
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公演日 | 会場 | 開場 | 開演 | 料金 | お問い合わせ | チケット |
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RZCD-86053/B ¥4,180(税込) ¥3,800(税抜)
RZCD-86054/B ¥5,280(税込) ¥4,800(税抜)
『Sweet Song Covers』は、May J.の元に集まったJ-POPを代表するアレンジャーや、ジャズやクラシック・フィールドの凄腕ミュージシャンたちが、音楽を大切にする彼女の姿勢に共鳴して作られたアルバムだ。言い換えれば、現代の歌姫が、J-POPの核を作ってきたミュージシャンたちにすべてを委ねて名曲のカバーをしている。
現在と比べて圧倒的に文字数の少ない歌詞で、存分に感情を伝えてくれる往年の名曲を、May J.は持てる力のすべてを使って表現する。
選ばれたのは、20世紀を代表するラブソングたちだ。
たとえば「RIDE ON TIME」のオリジナル発表当時、それまでの貧弱なバックに不満だった若いリスナーが、爽快なサウンドに乗って聴こえてくる日本語のポップスにどれだけ心を解放されたか。その解放感を、May J.というタイムマシンに乗って追体験するのが『Sweet Song Covers』なのだ。
“J-POP”という言葉は、80年代末に生まれ、1993年頃に一般に定着した。その“J-POP”の萌芽はすでに70年代にあった。当時、歌謡曲や演歌が席巻していた音楽シーンにおいて、ニューミュージックやロック、フォークの若いシンガーソングライターたちが次第に存在感を増してきていた。シンガーとして人気を集めていた彼らは、新しい感覚を持った作家としても注目され、アイドルに作品を提供するケースが増えていった。
今に連なるJ-POPの歴史は、ここから始まったのである。
May J.の『Sweet Song Covers』は、この時代観にピタリと合ったカバーアルバムだ。古くはシンガーソングライターの草分けの小坂明子の73年作品「あなた」から、J-POPの認知直後の94年作品「ただ泣きたくなるの」(中山美穂)、「春よ、来い」(松任谷由実)までの13曲が収められている。
J-POPの起点となった70年代から80年代にかけての音楽シーンには、新しい作家とともに、新しいミュージシャンの台頭があった。それまで徒弟制度だったスタジオ・ミュージシャンに代わって、ロックバンドやジャズ&フュージョンシーンから一流のプレイヤーがレコーディングに起用されるようになる。そうした状況になって初めて“サウンド”という言葉が一般リスナーの口にのぼるようになった。
日本に“サウンド”という言葉を定着させた立役者の一人が、山下達郎である。『Sweet Song Covers』の冒頭を飾る「RIDE ON TIME」のオリジナルは、達郎が手塩にかけて育てたドラムス青山純とベース伊藤広規でレコーディングされている。この2人はボズ・スキャッグスのバックで知られたバンド“TOTO”のリズムセクションと並び称された気鋭で、その後もMISIAの初期を支えた名人たちでもあった。
May J.の「RIDE ON TIME」は、ドラムス山木秀夫、ベース高水健司で、共に80年代初頭のフュージョン界の重鎮である。2人はフュージョンの旗手、渡辺香津美バンドのメンバーだった。またピアノの中西康晴は75年に17才で“上田正樹とサウストゥサウス”に参加した天才で、達郎や小沢健二のレコーディングも行なっている。
そして面白いのは、ギターの名越由貴夫だ。May J.の「RIDE ON TIME」のイントロで揺れる不思議なギター・サウンドに、「あれっ?」と思ったリスナーがいるだろう。名越は、椎名林檎やCHARAのバックで活躍するギタリストで、90年代以降に生まれた非常にエッジの効いたプレイを得意としている。普通は達郎のサウンドと相いれないと思われがちだが、聴いてみると実にマッチしていて心地よい。この名越の起用という“冒険”は、ただハイクオリティーだけのカバーではなく、名曲をアップデートする意志をMay J.が持っているということを示している。このクリエイティブ・マインドが、『Sweet Song Covers』の最大の特長と言っていい。
2曲目の「木綿のハンカチーフ」は太田裕美の76年のヒット曲。はっぴいえんどのドラマーから作詞家に転身した松本隆の初期の代表作で、遠距離恋愛の男女のセリフが交互に展開される画期的な構成を持つ。今ではあり得ないシチュエーションの、ピュアなラブソングだ。おとなしく田舎で待つヒロインには松本の理想の女性像が反映されているが、歌手の太田はさばさばした江戸っ子気質で、そのギャップが成功につながったと言われている。
巨匠・筒美京平のポップなメロディが、スムーズな男女の歌い分けを助けている。
May J.もこの“歌い分け”に挑戦していて、明るく懐かしい恋愛観を表現することに成功している。
名曲カバーのポイントのひとつは、オリジナルとの距離感だ。オリジナルとすべて同じでは意味がないし、オリジナルと離れ過ぎても楽しみは減ってしまう。
では『Sweet Song Covers』の場合はどうだろう。サウンドに関しては前述のように“アップデート”に気が配られている。対してMay J.のボーカルは、独特のポジションを取る。オリジナルのシンガーの魅力と、May J.自身の持ち味の、ちょうど中間に位置しながら、奇跡のバランスで個性を発揮しているのだ。
May J.は非常に耳がいいので、オリジナルそっくりに歌うことができる。彼女はその能力を前提として、歌を組み立てている。たとえば「う・ふ・ふ・ふ」は、オリジナルのEPOにかなり寄せて歌っている。ただし、リスナーが「似ているな」と感じた瞬間、さっと彼女自身の歌い方に戻す。そのタイミングの良さは心憎いほどだ。一方で「木綿のハンカチーフ」では女子パートでは太田裕美に近く、男子パートでは太田と異なるタイプのボーイッシュな発声に切り替えて自分をアピールする。この独創的なボーカルセンスは、カバーを多く経験するうちにMay J.が身に付けたもので、彼女のオリジナリティの源泉になっている。
「私のものじゃない、私の歌」という今年の彼女のキャッチコピーは、彼女のそうしたカバーに対する姿勢を指している。同時に、名曲たちはMay J.にカバーされることによって、新しいリスナーの耳に届けられ、世代を超えて残っていく。
これもまた「私のものじゃない、私の歌」だ。
中でも「SWEET MEMORIES」は、完全にMay J.の歌になっていて興味深い。吉田美奈子とのデュオで知られるハモンドの名手・河合代介とのセッションは、互いに触発し合うことで、演奏が進むにつれて遥か高みに上り詰めていく。レコーディングはいわゆる“一発録り”で行なわれ、スリリングなスタジオの様子がDVD/Blu-Rayに収められている。生々しい音楽の歓びを目にすることのできる、とても貴重な映像なので一見を勧めたい。
また『Sweet Song Covers』のアナログ盤とカセットもリリースされるので、映像とは違った意味で“生々しい音楽”に触れることができるのも嬉しい。
僕は個人的には、村下孝蔵の83年作品の「初恋」が気に入っている。村下得意のフォーク・テイストの曲のMay J.バージョンのバックを務めるのは、現代のアコギの匠、押尾コータロー。タッピングや変則チューニングを駆使して、村下とはまったく違う「初恋」にアップデートしている。May J.は押尾のトリッキーなプレイを活かしながら、本来のエモーションを損なうことなく堂々と歌い切っていて聴きほれる。他にも、朝川朋之のハープのみで歌う「春よ、来い」も聴き応え充分だ。これらの曲も一発録りで、映像にも記録されている。
また山口百恵の「秋桜」は、坂本昌之のアレンジによって完全にメロウなAORに生まれ変わっている。坂本は徳永英明などを手掛けていて、21世紀のカバーの意味を知り尽くしているのが心強い。
カバーシリーズ第1弾の『Summer Ballad Covers』、第2弾の『Heartful Song Covers』、より一段と進化&深化した『Sweet Song Covers』のMay J.を、良きリスナーのみなさんに大いに楽しんで欲しいと思う。
音楽評論家 平山雄一
May J.デビュー10周年記念出版
「私のものじゃない、私の歌」May J.著 TAC出版刊 3/16(水)発売
誰かの曲でも、どんな場所でも、私は歌いたい、聴いてもらいたい。
May J.が初めて語った「歌うことの本当の意味」を知るまでのライフストーリー。
May J. Family限定スペシャルカバー版
【May J. Family Official Shop】
http://shop.mu-mo.net/st/fc/MJFS.html
通常版はこちら
【mu-moショップ】
http://shop.mu-mo.net/a/list1/?artist_id=MAYJX
May J. × 藤里一郎
“写ルンです”写真展
May J.初の「私のものじゃない、私の歌」写真展が 2016年3月に東京六本木、7月には大阪展も開催し大好評で幕を閉じました。
今回は「写ルンです」を使い、写真家藤里一郎が新たに撮り下ろした写真展を開催!
10月に行われた「May J. 10th Anniversary Grand Finale ~The Request Live~」にて一部写真展を行いましたが、新たに撮り下ろし写真も加えた最多写真数!
展示写真の販売やグッズ販売もありますので、ぜひお越しください。
■日程:11月15日(火)~27日(日)
■時間:【1F】11:00 - 20:00【2F】11:00 - 19:00
■会場:FUJIFILM WONDER PHOTO SHOP
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-29-4
(http://wonderphotoshop.jp)
<第2・第4木曜日は1F・2F共 18:00まで / 年末年始を除き無休>
■入場無料
毎年恒例のファンクラブイベント「May J. Family Tree Vol.3」を今夏~秋に開催することが決定しました!!
今回は過去最多の全国4か所、仙台・東京・名古屋・大阪にて開催♪
デビュー10周年ならではのスペシャルなイベントを予定しておりますので、
この機会にファンクラブに入会して、プレミアムな一時を一緒に過ごしましょう☆
ファンクラブ“May J. Family”では、
「Mayちゃんとこんなことしたい!」「こんな企画をやってみたい!」など…
ファンクラブ会員様からの、FCイベントでの企画アイディアを募集いたします♪
イベント当日、あなたの願いが叶うかも☆彡
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≪May J.オフィシャルファンクラブMay J. Family≫
ご入会はコチラ ⇒ https://mayj.fc.avex.jp/reg/
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※ファンクラブイベントの詳細は、決まり次第ファンクラブサイトにてお知らせいたします。
デビュー10周年を記念し、「めぃめぃちゃん×May J.」LINEスタンプが完成☆
LINE Creators Marketにて配信中!!
May J.のお友達、ひつじの「めぃめぃちゃん」が登場し、泣いたり笑ったり、びっくりしたりと様々な表情のスタンプが♪
さらに、ファンには嬉しいMay J.も登場!?
シュールさと可愛さがあいまって、お友達やご家族と一緒に使用でき使いやすいスタンプとなっています☆彡
↓ダウンロードはこちら↓
https://line.me/S/sticker/1240361
手で回すとオルゴールVerの「本当の恋」が流れる今回のみの限定バージョン♪
受注期間が6/30正午まで!お見逃しのないようにしてくださいね☆
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7/12(火)May J.デビュー10周年記念日当日に「JCB Presents May J. 10th Anniversary Special Live in Blue Note TOKYO」の開催が決定!!
ファンクラブ“May J. Family”会員様限定、チケット先行抽選予約受付を実施いたします!
スペシャルなLIVEをMay J.と一緒に楽しみましょう!
今回のファンクラブチケット先行抽選予約は、お申込み期間内に会員番号が発行されている方、お申込み時点で会員有効期限のある方が対象となります。
※新規でご入会頂く場合、受付終了間際に手続きをされても会員番号の発行がお申込みに間に合わない場合がございます。余裕を持ってお手続きをお願い致します。
※申込み・詳細はファンクラブサイトにて後日発表いたします。
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≪May J.オフィシャルファンクラブMay J. Family≫
ご入会はコチラ ⇒ https://mayj.fc.avex.jp/reg/
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【日時・会場・開場/開演】
日時:2016年7月12日(火)
会場:BLUE NOTE TOKYO
【1st】開場17:30/開演18:30
【2nd】開場20:20/開演21:00
【チケット代金】
全席指定 7,000円(税込)
【ご注意】
※未成年者の入場については、1st公演のみ保護者同伴にて入場可能(2nd公演は入場不可)
※入場時の身分証・会員証の確認予定はございませんが、年齢を確認させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
【ファンクラブチケット先行抽選予約受付期間】
2016年6月2日(木)12:00~予定
【会場HP】
http://www.bluenote.co.jp/
※お電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
【ファンクラブについて】
May J.オフィシャルファンクラブ“May J. Family”
0570-666-921(平日11:00~18:00)
2006年8月3日
May J.がデビューして初めてライブを行った日。
その日からちょうど10年を記念して、同じ会場の渋谷 Clubasiaでアニバーサリーライブを開催!
ツアーやファンクラブイベントとは全く違う 10年前のMay J.を見られるプレミアムライブ!
May J.オフィシャルファンクラブMay J. Family からのみお申し込みいただけます☆
ぜひお越しください!!
「May J. 10th Anniversary "Stand Up!” ~After 10 Years From First Live @ clubasia~」
■日程:2016年8月3日(水)
■時間:①開場17:30/開演18:00 ②開場20:30/開演21:00
■会場:渋谷 clubasia
■料金:スタンディング:前売\3,910(込)
※サンキュー10周年!(別途ドリンク代必要)※整理番号付き
■主催・企画:NEW WORLD PRODUCTIONS INC.
■制作:little oasis
■受付期間:6/20(月)昼12:00~6/27(月)23:00
※未就学児童入場不可
※枚数制限は、1申込み最大2枚まで
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MJFチケット最速先行抽選予約
お申し込みはファンクラブより!
ご入会はこちら!
<May J.オフィシャルファンクラブMay J. Family>
https://mayj.fc.avex.jp/
今回のファンクラブチケット先行抽選予約は、お申込み期間内に会員番号が発行されている方、お申込み時点で会員有効期限のある方が対象となります。
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「May J. 10th Anniversary Grand Finale ~The Request Live~」
8月に行われた楽曲投票によりライブのセットリストが決まる、May J. 初のリクエストライブ。
絶対に聞きたいバラードや定番の盛り上がる曲はもちろん、
普段のライブではなかなか聞くことのできないレアな楽曲など。
10周年の集大成にふさわしい豪華ライブ♪
■日程:
2016年10月9日(日)
■会場:
Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)
■時間:
開場:17:00/開演:18:00
【先行販売開始時間】
・10月9日(日) Bunkamuraオーチャードホール 15:00予定
※当日の混雑状況により、開始時間が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
皆様是非お買い求めください♪
■タオル ¥2,000(税込)
■ポロシャツ ¥5,000(税込)
■ペンライト ¥2,500(税込)
■トートバック ¥2,000(税込)
■写ルンです ¥1,300(税込)
↑May J.の写真が最初の1枚だけ撮影されているカメラがランダムで数個入っています。当たるとラッキー☆
■めぃめぃちゃん 充電器 ¥4,500(税込)
■めぃめぃちゃん iPhone6/6Sケース ¥4,000(税込)
■めぃめぃちゃん マスコットキーホルダー ¥1,600(税込)
【MJF限定】
■リストバンド ¥2,000(税込)
MJF限定のグッズはMJFの皆さんのリクエストで一番多かった「リストバンド」に決定☆ミ
※数量限定となり、なくなり次第終了となります。予めご了承ください。
※お支払は、現金・クレジットカードがご利用いただけます。